JR北海道に支援。路線廃線も日本ハムBP誘致で復活か。
政府がJR北海道に財政支援をする事を決定したのですが、地理的な問題や
人口減少の課題もあり財政支援が吉と出るかどうかは何とも言えないとこ
ろです。
JR北海道に400億円の支援を。
政府は経営難に陥ったJR北海道に2019年と2020年の年間で総額400億
円を超える支援をする事になり、運行継続が危ぶまれる7路線8区間の維
持に充てるなどとした支援策を決定しました。
広告2031年度の経営自立を目指すために、収益増やコスト削減の経営改善に
取り組むことが条件とされているのですが、今のところ経営自立ができ
る案もなく果たして2031年の経営自立が本当にできるかどうかは何とも
言えないところです。
JR北海道への経営改善命令としては札幌地区での非鉄道部門を含めた収
益最大化、新千歳空港のアクセス競争力強化、訪日外国人を含めた観光
列車の充実、グループ全体のコスト削減の意識改革に加え、2019年・2
020年に地元とあるべき交通体系についての検討とあります。
財政支援は国鉄清算事業団債務等処理法に基づくもので、鉄道建設
・運輸施設整備支援機構の利益剰余金などで賄う。対象は、7路線
8区間の運行継続に必要な施設や車両の更新▽JR北が負担する青
函トンネルの維持管理費-など4項目。同法は32年度末で終了す
るため、2年間の措置となった。
以上。産経新聞ソース。
JR北海道はJR四国と同じく完全には民営化はされておらず鉄道建設・
運輸施設整備支援機構に頼っているのが現状で、北海道新幹線開業を
含め経営自立をしたいところなのですが・・・。
広告日本ハムボールパークへの貢献も。
JR北海道は鉄道事業の経営難という課題があるものの、今後日本ハムが
北広島市へ移転する事で、インフラの協力をする事になり存在感が増す
可能性があります。
北広島市では
市は球団や道、JR北海道などと拠出するBP周辺のインフラ整備
費用が120~205億円程度になるとの見方を示した。球団に対する
税制優遇期間は原則10年間とし、その後は協議を行う方針も示した。
BP誘致では渋滞を防ぐ交通アクセスの改善が課題になっている。
市は新設道路の整備などに80~120億円、鉄道輸送を強化するため
の既存駅・新駅の整備に30~70億円の費用がかかるとした。
以上。日本経済新聞ソース。
JR北海道は球団移転の際に検討している球場前の新駅について「実現
は可能」と示しており、観客の輸送に最大限協力するとしています。
このあたりはまだ本決まりではないものの、新駅誕生により少しでも
JR北海道の経営改善に期待が持てるかもしれません
ただ「実現は可能」というのはどこの資金を目当てにしているのかが
謎なのですが、何かしらの計算があるのでしょうか?
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