アジアパラ競技大会2018で韓国選手が視覚障害者を偽り警察が捜査に。
2018年の行われたパラアジア大会で韓国の柔道の選手が不正をしてい
た事がわかりました。
韓国の選手が嘘の申告。
2018年にジャカルタパラアジア大会が開かれたのですが、この大会で
は韓国は柔道種目だけでメダルを14個獲得したものの、その後障害者
柔道韓国代表選手数人が虚偽の障害等級を受け取った容疑で警察に摘
発されたことがわかりました。
障害者柔道代表として出場する視覚障害のスポーツグレードを受ける
必要があり、韓国の選手は視力検査の際に実際より目が悪装っていた
のです。
国際視覚障害者スポーツ連盟が定めた障害のスポーツグレードは3つで、
最も低いB3の評価は、よいほうの目の視力が0.1から0.04の間、または
片目の視野角が5から20度の狭い選手に与えられるのですが、今回摘発
されたB3評価選手の中には、車の運転が可能なぐらいに目がよい選手が
いたというのです。
警察は韓国選手が定期的に点検を受けた場合は、視力がはるかに良いも
のと見ており、警察は韓国障害者柔道協会所属関係者が大会でメダルの
期待できる選手について等級判定に関与したものと見ていますが、協会
は関与を否定しています。
今回一部選手は、警察の事情聴取で虚偽で診断を受けた事実を認めてい
るとして、 警察は選手15人と前職・現職指導者5人など20人余りについ
て偽計業務妨害疑いで 起訴意見を付けて事件を検察に送付しています。
アジアパラ競技大会とは。
インドネシア2018アジアパラ競技大会(Indonesia 2018 Asian Para
Games)という名称で、2018年10月6日(土)~13日(土)の間に行
われた大会です。
実施競技は18競技558種目で(アーチェリー、陸上競技、バドミント
ン、ボッチャ、自転車、チェス、ゴールボール、柔道、ローンボウル
ズ、パワーリフティング、射撃、水泳、テンピンボウリング、卓球、
シッティングバレーボール、車いすバスケットボール、車いすフェン
シング、車いすテニス)となっています。
この大会でのメダルは
順位 | 国 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | 中国 | 172 | 88 | 59 | 319 |
2 | 韓国 | 54 | 44 | 46 | 144 |
3 | イラン | 51 | 43 | 42 | 136 |
4 | 日本 | 45 | 70 | 83 | 198 |
5 | インドネシア | 37 | 47 | 51 | 135 |
となっています。韓国は中国に次ぎ54個の金メダルを獲得しており、
今回の事件によりメダルがはく奪されるのかどうかは今はわかりま
せんが、今後の展開次第では深刻な問題となるかもしれません。