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AMラジオ放送2023年廃止でFMラジオ放送転換へ。周波数・アンテナ等の課題解消。

      2020/09/21

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AM放送がコスト軽減により2023年より廃止の方向に動くことになります。

 

AM放送が2023年に廃止に。

総務省の有識者会議がAMラジオ局のAM放送廃止とFM放送への転換を

容認する方針に決定しました。これまでもラジオ局の経営悪化を理由

に日本民間放送連盟(民放連)が設備・運営コストの安いFM放送への

一本化を望んでいたのですが、総務省はこの要望を受けFM転換や併用

をラジオ局が選ぶことができるような方向で検討を進めていくとし、

早ければ2023年から一部地域で実証実験を開始します。

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AM放送は遠くに電波を飛ばす事ができるものの、設備の維持費が高い

という欠点がある他に、都市部での高層ビルが多く並んでいる地域が

難聴になりやすかったり、送信所が海や川のそばに多いため水害に弱

い点が問題となっていました。

 

現地点ですでにAM47社中44社が、AMの番組をFMでも流す事ができ

る「FM補完放送(ワイドFM)」をしており、希望する局があればFM

に一本化を実現してほしいという要望も今回AM廃止の議論が前に進ん

だ一因となっています。

 

ワイドFMは2014年より国が補助金を出した上で行われているものの、

それでも今後ずっとAMとFMを両方というわけにはいかず、費用の二

重負担となり経営面で苦しくなる他、さらにはラジオの広告収入は年

々減っており、送信所が築50年を超えているものもある事から、簡易

な設備で放送できるFMに乗りかえたいAM局が多いのです。

 

日本民間放送連盟の話として、AMラジオの営業収入は1991年度が20

40億円だったのが2017年度に797億円と4割近くにまで減少している

現状があり、今後も収入が増える見込みがかなり低いと予想しています。

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収入の回復という面では将来的にネット環境で聴くことができる「ra

diko」にさらに流れる事が考えられ、パソコンやスマートフォンが

あれば聴ける事により、再びラジオに戻る人も出てくるでしょうから

その点においてはやや希望はあるかもしれません。

 

しかも2019年4月1日からはNHKラジオが正式なサービスとして配信

されていて、これまでは民放ラジオ93局に放送大学が参加していたも

のの、NHKは実験放送に留まり正式配信まではされていませんでした。

 

今後の懸念としてはAMをやめた事により、国内で使われない帯域が出る

でしょうから、そうなると近隣の国から入ってくる電波を防ぎにくくな

るという問題点が出てくる事が予想され、それはまた別の課題として議論

されるかもしれません。

 

果たしてFM一本化はラジオ存続にどのような影響が出てくるのでしょうか?

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