しんぶん赤旗に芸能人が多く登場。日曜版の部数は100万部程。
日本共産党の躍進が注目される政界ですが、日本共産党の機関紙「しん
ぶん赤旗」にはこれまでにはほとんど見られなかった芸能人が多く登場
するケースが見られます。
しんぶん赤旗に芸能人が多く登場する理由とは?
しんぶん赤旗と言えばご存じの通り日本共産党の機関紙ですが、ここ最
近は芸能人が紙面に登場する事が増えてきているのです。AKB48や藤原
紀香が紙面に登場した事が話題となっただけに、この背景には一体なに
があるのでしょうか?
広告しんぶん赤旗の特徴の1つには「ゴシップ記事を扱わない」事が信頼を
呼び芸能関係からの人気を呼んでいるのではというのです。
赤旗は政党機関紙でありながら一般紙を購読しなくても間に合う総合
新聞のスタイルを取っている。そのため「文化・芸能やテレビ・ラジ
オ欄にも力を入れている」(若手記者)。
以上。NEWポストセブンソース。
として、特別に日本共産党の機関紙をあまり意識されない作りとなって
いるようです。このあたりが総合新聞を意識しているようなのですが、
しかしながら「政党機関紙」であるからこそ、そのようなスタイルを取
っているとも解釈できます。
では、芸能人が政党機関紙に登場する事でイメージダウンのリスクを
背負うのではとは考えないのでしょうか?
「事務所に入社したての頃は『赤旗?』と訝しんでいましたが、私
も業界に馴れて少し考えが変わりました。とくに日曜版は100万部
媒体ですからプロモーションとして割り切れば良い取引相手です」
(別の芸能事務所のマネージャー)
以上。NEWポストセブンソース。
と歓迎の意向を示している事務所もあるようです。
広告日本共産党収入の8割とされる「しんぶん赤旗」
日本共産党の政治資金収支報告書によれば、共産党の2014年度の収入は
約225億円となっています。その内機関紙の事業収入は約194億円となっ
ており、約80%以上をしんぶん赤旗で稼ぎだしている事になります。
そこから諸経費などを差し引くと約40億円ほどが利益とされていると見
られています。そしてしんぶん赤旗の特色としてはその利益率です。と
いうのも日本共産党ではしんぶん赤旗を党関係者が自ら配っていいます。
「地方議員や(党から給料をもらっている)専従の党員も配達するが、
現在の主力は支部長OBや会社をリタイアした一般党員たちです。一般
党員には完全なボ ランティアと有償で配達する場合の2種類があるが、
報酬をもらっても多くを党に寄付するから実質的にはボランティアです」
(20年近く赤旗を配達している ベテラン党員)
以上。NEWポストセブンソース。
しかしながら近年は党員不足や高齢化などを理由として赤旗の遅配や欠配も
増加している事が課題として挙げられており、日本共産党の名前を売るには
しんぶん赤旗の存在が不可欠なのですが、党員が不足しているというジレン
マに陥っています。発行部数は日刊紙と日曜版の合計がピーク時で1980年の
355万部だったのが、2014年1月に日本共産党党大会で公表したところによ
れば発行部数は約124万部と激減しており、近年の躍進とは裏腹な現状があ
ります。そのうち日曜版が100万部近くを占めています。
広告