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事情聴取で今治市参考人女性の扱いは適切か?取り調べ時間にも疑問が。

      2017/05/07


愛媛県今治市での事件で、参考人の女性が「今治署で4日午後1時半

ごろから午後10時半ごろまで、女性から任意で事情を聴いた」翌日

に自殺した件で果たして事情聴取そのものに問題はなかったのでし

ょうか?

 

事情聴取は適正だったのか?

愛媛県今治市で起きた高齢親子の事件に関して30代の女性が事情

聴取の翌日に自殺をしたというニュースがありました。この事件

では捜査のあり方も含めて事情聴取を受けた女性の自殺を防ぐこ

とができなかったのかというのが問題となっていますが、県警の

事情聴取のあり方にも疑問が出ているようです。

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県警は捜査手法を「適正だった」として、自殺については「家族

に引き渡した以上、自殺の危険性などについては家族に任せるし

かない」としているのですが、

元警視庁刑事で犯罪心理学者の北芝健氏は「警察の完全なオー

バーラン。任意の事情聴取で9時間は長すぎる。普通はせいぜ

い5時間前後ですよ」と異様さを指摘。任意の聴取といっても、

今回は事実上の取り調べで、女性は県警から9時間にわたり、

極度のプレッシャーをかけられたとみられる。

「女性は精神的な疾患を抱えていた可能性が高い。そうした人

に9時間の詰問はきつい。県警は女性の自白を狙ったのだろ

うが、追い込みすぎてしまった」

以上。東スポソース。

 

ただし別の記事では

参考人として事情聴取後に自殺した三十代女性について、今治署に

任意同行後の約九時間のうち聴取は約五時間に及び、休憩は計約二

十分だったことが、同署捜査本部への取材で分かった。(中略)

 捜査本部によると、四日午後一時半ごろから同十時半ごろまで、

親子殺傷事件について事情を聴くなどした。休憩は計四回。捜査本

部は、聴取以外の時間を「鑑識活動などに充てた」と説明している

が、具体的な内容を明らかにしていない。

以上。東京新聞ソース。

 

とあるのですが、あまり具体的な事ははっきりとはしません。

 

事実女性は10年ほど前から体調不良で生活保護を受けていたとしてい

て、9時間にわたる取り調べはかなり精神的に厳しかった筈です。任意

での聴取とありますが、任意とは言っても警察案件に関しては実際は

任意性はないに等しく、強制性を伴っている場合がほとんどです。

 

今回の事件に関しては別の事件と併せ2人も亡くなっている事から警察

としても焦りがあり、証拠固めをせずに任意での事情聴取しかできなか

ったのでしょう。

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冤罪が作られやすい任意での取り調べ。

今回の事件で事情聴取を受けた女性が犯人かどうかはわかりませんが、

事情聴取により冤罪が発生するケースが出てきたりします。最近でこ

そ取り調べの可視化がある程度は行われているのですが、任意での事

情聴取では可視化は存在しません。

 

任意の事情聴取では、録音録画もされません。録音録画は、身体

拘束下における事情聴取の規制ですから。一時、任意事情聴取を

録音されて、取調べ中の暴言が明るみに出たことが何度かあるの

で、最近は、任意事情聴取前でも持ち物検査をされることが多い

ようです。

どんな事情聴取をしても、証拠が残らないのです。

以上。弁護士テラバヤシは、本日も晴天なりソース。

 

任意に関しても先程書いた通り、ほぼ強制性が伴っていて警察が次の

事情聴取の日時などを指定してきた場合は拒否する事はできません。

実際に今治市の事件でも女性の自殺を発見した際には、警察官が女性

の自宅に午前9時に直接出向いたぐらいですから。

 

そういう環境下での取り調べでは何が起きても不思議はありません。

 

とにかく警察には今回の捜査の是非を検証してもらいたいものです。

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