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首都圏の鉄道でつり革の盗難被害。つり革の高さや起源、英語での表現は?

   

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ここ最近、首都圏の車両でつり革を盗まれる被害が続出している

ようです。これまで東京メトロ、JR東日本、東京急行電鉄などで

合わせて380本のつり革が盗まれています。

2015年11月より被害が確認されており、東京メトロでは2015年末

から被害に逢っていて、東京メトロで80本、東急電鉄で200本、小

田急電鉄で50本の被害が確認されています。

各鉄道関係者は盗まれる理由がわからないとしており、警視庁では

同一犯の犯行も視野に捜査しています。

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つり革の起源とは?

そもそも「つり革」なるものはどのようにして誕生したのでしょうか?

つり革は英語では「strap」と表現します。

つり革の起源は鉄道馬車の時代まで遡ります。1870頃のイギリスの鉄

道馬車にはすでにつり革が登場していて、今の電車にあるようなつり革

がぶら下がっている絵があります。

1863年に開業したロンドン地下鉄では、電車の天井部分が低い事もあ

り、つり革はなかったようです。

1900年ごろより、日本を始めニューヨーク地下鉄、ロンドン地下鉄な

どでつり革が見られるようになりこの時の材質はほとんどが牛革でし

た。

 

日本では1938年ごろから、戦時中で重要物資が軍に収められていたた

めに牛革が使えずに代用品が使われたのですが、材質は主に木、竹、ロ

ープ、布入りゴムが使われたそうです。

戦後は牛革のベルトに丸型の手掛けが主流となり、これは1965年頃まで

続いたそうです。

ただ、牛革のベルトは強度が弱く、伸びたり切れたりする欠点がありまし

た。そこで、繊維を重ねて貼り合わせていたこれまでの従来品に変えて、

麻綿2重織の布に塩化ビニル樹脂(ポリ塩化ビニル)を浸透させた一枚も

のの基布を開発しました。これが現在まで利用されているトヨサンベルト

という名前のもので、阪神電車がこれをいち早く採用し関西を中心に広ま

っていきました。

その後はベルトの取り付け棒の高さを下げ、つり革を短くする事で乗客の

体の揺れを少なくするなど、配慮をしてきました。

つり革の高さは、小田急が99年に163cmと153cmを採用していて、

JR東日本は168cmと163cmで女性専用車両では158cmというのも

あるそうです。東京メトロでは東西線が車端部の高さを158cm~16

6cmに設定しています。

鉄道総合技術研究所の調べでは理想の高さを158cm~163cmとして

います。

 

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盗んだつり革はネットで売買?しかし・・・

で、今回380個ものつり革が盗まれたという事ですが、主に首都圏で

の盗難が多く、関西では今の所盗難は確認されていないようですが今

後どうなるのかはわかりません。

動機については、今のところ不明な部分が多く、

鉄道ジャーナリストの梅原淳さんは「転売してもそれほど値の付く物

ではなく、いたずらか、騒ぎになることを考えての行為ではないか」

と推測している。

以上。宮崎日日新聞ソース。

過去には銅線であったり、排水溝のふた、はたまた消防のホースの先の部

分など金になりそうなものを中国とかに売るという行為が頻発した事があ

りましたが、電車のつり革部分に金になりそうな部品はどう見てもなさそ

うです・・・。

 

中にはインターネットオークションで売買されたのではと警視庁の見方も

あるようですが、手掛かりは掴めていないようですし、つり革は鉄道会社

企画での部品即売会でも最後まで売れ残る部類の部品だそうで、1000円程

度にしかならないという事でやはり騒ぎになる事を目的とした犯罪なのかも

しれません。

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