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ホテルサニー志賀でまた盗難事件。昨年8月に早稲田アカデミーが被害。

      2016/04/07

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2016年1月8日にスキー合宿に来ていた、神奈川県の私立桐光学

園高校の2年生の女子生徒約170人の財布と携帯電話が無くなって

いるとホテル側から110番通報がありました。

6日から3泊4日の日程でスキー合宿のため宿泊していて、財布や

携帯電話を学校側が7日午後10時頃に生徒から集めて袋に入れた

後、段ボール5箱分に入れてホテル側へ保管を依頼していました。

ホテル側は事務所の床の上に置いて部屋にカギをかけていたにも

かかわらず、8日午前7時半頃に無くなっている事に気付き警察

に連絡しました。

 

2015年8月8日に行われた早稲田アカデミーでは、貴重品を

袋に入れた上で、講師の部屋の打ち合わせスペースの奥に段

ボールで保管していたという事で、9日午前2時地点では袋は

あったものの、午前7時前には袋ごと無くなっていて当時の早

稲田アカデミーの関係者は、

「本来のしかるべき手順で管理されておらず、管理の仕方自体

に落ち度があった」と話していました。

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ホテルサニー志賀の責任は?

今回の犯行が内部犯行ではなく、外部からの犯行・・・つまり

ホテルサニー志賀とは無関係の人間が犯人だった場合は、ホテ

ルサニー志賀に責任はないのでしょうか?

 

そうはいかないようです。

「ホテルで預けていた所持品が無くなった」とした場合は、

商法594条の場屋営業には

1 旅店、飲食店、場其他客の来集を目的とする場屋の主

人は、客より寄託を受けたる物品の滅失又は毀損に付き、

其不可抗力に因りたることを証明するに非ざれば、損害

賠償の責を免るることを得ず。

というのがあります。つまり客の所持品の管理は自己責任という

のは通用せず、ホテル側は不可抗力を証明しないと賠償をしなけ

ればいけないという事になります。

ただし、これは客側のすべての所有物を対象としているわけでは

なく、高価な品でなければホテル側はその責任を負う事はありま

せん。

今回のスキー合宿の件と早稲田アカデミーの件に関しては、客側

であるスキー合宿の高校生側と早稲田アカデミーの貴重品をホテル

のスタッフが預かっていた事から、商法594条の場屋営業による責

任が発生します。

 

では事前に「万一紛失したとしても当ホテルでは責任は取れま

せん」と通告していた場合は責任は逃れられるのでしょうか?

当然の事ながら責任はまぬがれません。商法594条の場屋営業

は事前の告示を認めていません。

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この2つの事件の共通点は?

この2つの事件には共通点があります。気になるのは

朝7時頃までに貴重品が無くなっている点です。

朝7時頃までというはどういう事なのでしょうか?

 

これは意図的ともいえますが、早稲田アカデミーの時は最後の確認

時間である午前2時から午前7時までの犯行と推測されるのに対し、

スキー合宿の時は前日午後10時から翌朝午前7時までと最初の確認

時間に4時間の差があります。

 

自然に考えるなら、最初の確認時間の4時間は関係なくホテル内の人

通りの少ない時間帯・・・午前4~5時あたりを狙ったのかもしれません。

 

早稲田アカデミーの時は、管理に問題があったと早稲田アカデミー側が

非を認めていましたが、今回の件でどうもホテル側に問題がある可能性

が高くなってきました。

 

2016年4月7日に、

ホテルの元アルバイト従業員で同県山ノ内町夜間瀬の建設作業員、高山

憲一容疑者(47)=別の窃盗容疑で逮捕=を建造物侵入と窃盗の疑い

で再逮捕し、発表した。「1人でやった」と容疑を認めているという。

以上。朝日新聞ソース。

 

となっていて、犯人がようやくつかまりました。

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