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軽井沢スキーバス事故、イーエスピーの法令違反が明らかに。

   

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バス運行会社イーエスピーの法令違反が次々と明るみになってきて

います。事故がおこったツアー以外でも、複数の必要書類に記載漏れ

があることが国土交通省の調査でわかっており、道路運送法違反とさ

らに調査する方針です。

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イーエスピーの法令違反の数々。

法令違反をまとめてみました。

 

1、出発前の点呼を実施していなかった

これは乗客が証言していて、アナウンスに違和感を感じたと話していました。

 

2、運行指示書に経路を書かれていなかった。

出発地と到着地が書いてあるのみで、経路についての記載はなかったとしてい

ます。

 

3、今回犠牲になった運転手の健康診断の結果がなかった。

65歳以上の運転手が受けるべき健康診断を受けさせていなかったことがわかっ

ています。

 

別のツアー関連ですと、

4、運転指示書に経路の記載がないものがある。

5、運転距離を超えた労働実態がある。

6、タコグラフの記載がないものがある

7、乗務員台帳に運転手の免許書の有効期限が記載されていない

8、常務記録の記載漏れ

とたくさんの法令違反があきらかになっています。

 

さらに明らかになったところでは、「キースツアー」から運行を

請け負う際、国の基準で算出した金額よりも8万円も少ない19万

で請け負っていたことがわかっています。最低金額は27万円

なっています。

ちなみにこの19万円と言うのは「キースツアー」が提案したとさ

れていて、今後の捜査が待たれます。

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今回バスを担当した運転手は小型・短距離専門だった。

今回犠牲となり、事故をおこしたバスを運転していた運転手(65)は

「大型バスには乗れない」と話しており、小型バスで近距離を専門に乗務

していたことがわかりました。

2010年から八王子のバス会社に勤務していて、それらの経験から「大型

バスには乗れない。運転したことがない」と話していたそうです。

今回の長距離のバス運転は4回だったという事です。

人手不足もさる事ながら、とにかく形だけも間に合わせようとした事とした

事を含め、今回の事故が起きる要素がたくさんあったのだと感じました。

 

バス会社を蝕む「法令違反」

貸しきりバスの法令違反は2002年~2005年までが平均で約140件ほどで

したが、2007年には600件近くに達し、2011年には650件を超える事も

ありました。

(国土交通省調べ)

コストが増加したり、事業者が増えたことにより厳しい競争状態に置かれ

ている事が一因とされていて、これらの要因が法令違反を犯す要因となっ

ています。

バス事業者の数は1999年に約2300社だったのが、2013年には4400社と

倍近くに増えており競争とコスト削減の狭間におかれている状況がわかり

ます。

バス事業者のイーエスピーも元は警備会社でしたが、2014年に貸し切り

バス事業の許可を得た「新規組」です。

さらに多くの闇を抱えているかもしれないこの事件ですが、真相が明ら

かになるのはかなり先の事になりそうです。

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