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支持政党なし佐野氏が参院選比例の議席を求める裁判に敗訴。

      2016/11/17

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政治団体「支持政党なし」が国を相手取り、議席を求めていた訴訟で

裁判所は「支持政党なし」の主張を退ける判決を言い渡しました。

 

支持政党なしが裁判で敗訴。

2016年7月に行われた参議院選挙で政治団体「支持政党なし」と佐

野秀光代表は、無効票となった「なし」もしくは「政党なし」など

の投票が有効であれば議席を獲得できていたとして、比例で最下位

当選した自民党議員の当選を取り消すように求めた裁判に敗訴しま

した。

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裁判の内容は

原告側は「『支持政党なし』の存在や名称は世間に周知されて

おり、投票は有効だ。投票が有効であれば最下位で当選した自

民党議員の票を上回っていた」などと主張していた。

 

 しかし野山裁判長は「投票したい政党や候補者がいないという

趣旨で、なし票を投じた有権者が多数いると推定できる。有権者

の意思が明確でない投票を有効とすることは許されない」と指摘

した。

以上。産経新聞ソース。

 

たしかに支持政党なしの存在を知らない有権者は多く、テレビでも

ほとんど取り上げられていなかったので、敗訴はしかたがない側面

があったのかもしれませんが、「有権者の意思が明確でない」の基

準は一体どこにあるのでしょうか・・・、それこそ推定で決めては

いけない気もしますが、ではその反対はとなると・・・やはりその

基準も分かりにくいという事になりますね・・・。

 

そうなるとやはり「支持政党なし」と一字一句間違いなく書くしか方法は

ないのでしょうか。

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「支持政党なし」が議席を獲得したとの根拠は?

では「支持政党なし」はなぜ議席を獲得したといえるのでしょうか?

「支持政党なし」の佐野秀光代表は、2013年の結党の際に政党の略称

に対して当初「なし」としていて総務省は一度は受理したものの、後

で変えて欲しいと言われたので略称を「支持なし」としたとしています。

 

この対応は参議員選挙でも同じだったようで略称を「支持なし」とした

のですが、

「ところが、参院選の後、うちのスタッフが全国の地方自治体に

『なし』と書いてあった投票用紙の扱いについて問い合せると、

『総務省の指示に従って無効にした』と回答した自治体が少なく

ありませんでした」

以上。デイリー新潮ソース。

 

支持政党なしの選挙スタッフの一人が、横浜市港北区の開票所にて

開票立会人として参加していたそうで、無効票の中に「なし」と書

かれた票がおよそ1500票あり横浜市港北区全体の無効票は4038票

となっていて、その内37%が『なし』と書かれた票になる計算だと

しています。

 

そしてそれを比例全国区の場合に適用したとすると無効票は207万5

189票なので、先ほどの37%の「なし」の割合を適用した場合、約

76万票あったというのが佐野秀光代表の考えです。

 

そして少なく見積もって50万票と定義した場合、今回支持政党なし

が獲得した64万7000票と足すと合計114万7000票となるので、比

例で最下位で当選自民党議員の約105万票を超えるので、比例最後

の議席は支持政党なしのものだとしているのです。

 

ただ総務省は名称を「支持政党なし」、略称を「支持なし」と明記

した掲示されているのであえて支持政党なしに入れる人が「なし」

とは書くとは思えないとしています。しかしそこに判決文にあった

「有権者の意思が明確でない投票」というものが検証できていたの

かどうか・・・。

 

こう考えるとやはり「なし」を支持政党なしの票にする事という判

断は難しかったのかもしれません。

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