PAPEPONS.COM

世の中のいろいろな流行り・ できごとを伝えていきます。

*

ギリシャ危機 2015 ドイツ政府が「一時的なユーロ圏離脱」を提案

   

Pocket

ギリシャへの金融支援が可能かどうかを話し合う欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合が11日に

ベルギーの首都ブリュッセルで開かれました。ギリシャは支援の前提となる財政改革案を示しました

が、各国からは改革を実行できるかどうか疑問視する意見が相次いでおり、金融支援の決定の結論は

持ち越されました。12日午前から再びユーロ圏財務相会合を開いて協議されます。

AD

ギリシャの再建案とは?

では、ギリシャはどのような再建案を出してきたのでしょうか?主な内容は、

1、付加価値税(消費税)に関して、レストランへの税率を13%から23%に引き上げる

2、離島への軽減措置を廃止

3、法人税率もを26%から28%に引き上げる

4、国防費を、EUが要求していた4億ユーロ対し、3億ユーロの削減にとどめる。

 

この案は実は国民投票で拒否されたEU側の再建策に歩み寄った内容になっています。

そして、今回のこの内容の再建案をギリシャ議会が11日未明に、賛成多数で承認しまし

た。この採決では定数300に対し賛成が251票に対し反対が32票で、野党の多くが

賛成に回ったもの、緊縮反対を主張してきたチプラス首相の与党、急進左派連合(SYR

IZA)からは閣僚を含む17人が造反してしまい、今後の政権運営に影響が出る結果と

なってしまいました。

それと、今回の決定はギリシャ国民の失望も招いているようで、ギリシャ国民の声として

 

「国民投票で緊縮財政に『ノー』を投じた私たちの票はどこへ行ってしまったの。政府は

もう信じられない」

「EUのせいでギリシャは生産性を失い、外国から製品を買わされるばかりになった」と話す。

「緊縮財政には最後まで『ノー』を貫き、EUを離脱すべきだ」

以上、朝日引用。

これまで強気一辺倒だったチプラス政権にいったい何があったのでしょうか?もしかしたら、ここ

に来て現実に目覚めたか、もしくはEU側の厳しい視線に目を向けざるを得なくなってしまったか、

どちらにしても緊縮策が採用されるかどうかは、EU側が承認するかどうかにかかっています。

5216

 

ドイツの評価は相変わらず厳しいか。

現地点で、欧州連合は再建策を「肯定的」に評価していて、それ自身に関しては前進ですが、

ドイツなどは厳しい姿勢を崩していないようで、協議の行方は依然として不透明です。

それに関連してドイツは、新たな金融支援に向けたギリシャ側の改革案が改善されない場合の策とし

て、一時的にギリシャをユーロ圏から離脱させるという計画を検討していることが明らかになりました。

計画案では、

1、ギリシャ側の改革案の改善

2、ギリシャを一時的にユーロから離脱させる

という2つの選択肢があるそうですが、今回のユーロ圏財務相会議では提示されないそうです。

 

ただこれだけは言えるのは、現地点においてギリシャはドイツの信頼は少なくとも得られては

いないでしょう。その事があらためて浮き彫りになったと言える今回のユーロ圏財務相会議だ

ったと言えるでしょう。相変わらず出口が見えないギリシャ危機であります。

AD

 

 - ギリシャ危機