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フォルクスワーゲン 不正ソフトウェアの発覚の理由

      2016/09/14

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フォルクスワーゲンのディーゼル車に対して不正が発覚するきっか

けとなったのは、いったいなんだったのでしょうか?そしてなぜこ

れほどまでに大きな問題になっているのでしょうか?

 

アメリカの大学が調査をおこなったのがきっかけに。

今回の問題はアメリカのウエストバージニア大学がNPO法人国際ク

リーン交通委員会からの依頼で調査を開始したのがそもそもの始ま

りでした。

 

調査は2013年から2014年にかけて行われフォルクスワーゲンの車

種「ジェッタ」と「パサート」、BMWのディーゼル車の3つの乗

用車を対象に行われました。

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その結果、BMWの乗用車は基準並みの数値だったのに対し、フォ

ルクスワーゲンの車種「ジェッタ」は窒素酸化物の排出量が基準の

15倍~35倍、「パサート」は基準の5倍~20倍だったという

ことです。

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フォルクスワーゲン・ジェッタ

dhgdフォルクスワーゲン・パサート

 

走行試験の際には、フォルクスワーゲンの車の数値は基準をクリア

しているのに、路上を走行すると排出量の数値が大きく基準を超え、

あまりにかけ離れた結果となったことを受けて、国際クリーン交通

委員会、アメリカの環境保護局など規制当局にこの事を報告し、こ

れが今回の不正発覚のきっかけとなりました。

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「不正ソフトウェア」とはどういった仕組みなのか?

今回フォルクスワーゲンの車の搭載された不正ソフトウェアは「無効

化機能(Defeat Device」と呼ばれるもので、フォルクスワーゲンの

自動車に搭載された電子制御装置内のソフトが、試験走行時にはEP

A(アメリカ環境保護局)が定めた排ガス規制に合うように、そして

通常走行時にはエンジン性能を最大化するため排ガス低減装置の一部

もしくは全部を無効化するように切り替わるようになっていました。

 

電子制御内装置のソフトには車がどのように走行状態(通常走行

験走行)かいろいろな情報を分析して切り替わる仕組みとなっていま

す。その情報としては、

 

ハンドル操作

スピード

エンジン接続時間

圧力

 

これらを元に車の走行モードを通常走行試験走行かをソフトウェア

が決めていました。

 

ソフトウェアが排ガス試験をしていると認識した場合には試験走行モード。

ソフトウェアが普通に走行していると認識した場合には通常走行モード。

 

その結果試験走行モードでは、車の排ガス基準がEPA(アメリカ環境

保護局)の規制に合うようになり、通常走行モードでは排ガス低減装置

の一部もしくはすべてが無効化しEPA基準の10倍~40倍になるよ

うに作られていたのです。

 

欧州でも不正が発覚。

全世界で1100万台もの不正があったとされていますが、ドイツの

運輸相が、アメリカだけではなくヨーロッパでも不正が行われていた

とフォルクスワーゲン側から報告があったと発表がありました。

この問題は今後の世界経済に大きな影響があるのかもしれません。

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