リング☆ドリーム 『晩夏巡業~夕涼みの宵~』 7日目
2015/11/24
登場人物 黒山百合華 田中えり子 シャドウ細野 カース伏久 他多数
黒山氏はここ数日悩んでいました。その悩みが現実のものかどうかはわかりません。でも、
もしかしたら現実になるかもしれません。
しかし、本日その悩みが現実のものであると黒山氏は確信したのでした・・・。
黒山氏は自分がストーカー被害に逢っている事を確信したようでした。ストーカーが
始まったのはここ数日のようで、最初は「まさか」という思いだったそうですが、
どうやら確信に変わったようでした。
ストーカーという言葉に東女寮のみなさんは一様に動揺しています。
ストーカー規制法
ストーカー規制の目的(法第1条)
ストーカー行為等処罰する等ストーカー行為について必要な規制を行うとともに、その相手方に対する援助の措置等を定めることにより、個人の身体、自由及び名誉に対する危害の発
生を防止し、あわせて国民の生活の安全と平穏に資することを目的としています。
ストーカー規制法とは
以下に示す「つきまとい等」を繰り返すストーカー行為者に警告を与えたり、悪質な場合
逮捕することで被害を受けている方を守る法律です。
この法律による規制の対象となるのは
「つきまとい等」
「ストーカー行為」の二つです。
1. 「つきまとい等」とは
この法律では、特定の者に対する恋愛感情その他の好意感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、その特定の者又はその家族などに対して行う以下の8つの
行為を「つきまとい等」と規定し、規制しています。
ア つきまとい・待ち伏せ・押しかけ
イ 監視していると告げる行為
ウ 面会や交際の要求
エ 乱暴な言動
オ 無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール
カ 汚物などの送付
キ 名誉を傷つける
ク 性的しゅう恥心の侵害2. 「ストーカー行為」とは
同一の者に対し「つきまとい等」を繰り返して行うことを「ストーカー行為」と規定し
て、罰則を設けています。但し「つきまとい等」のア~工までの行為については、身体
の安全、住居等の平穏若しくは名誉が害され、又は行動の自由が著しく害される不安を
覚えさせるような方法により行われた場合に限ります。
以上警視庁ソース。
今回のストーカー騒動に東女寮の人たちは、一人で出歩かない方がいいとか寮や会場なら
安心だという意見があるのですが、ところが黒山氏の話ではなんと「控え室」にまでストー
カーの視線を感じたのだとか。
事態を深刻に受け止めたえり子寮長は、「場合によっては警察だ」と本気に黒山氏の身の危険を
心配しています。そしてえり子寮長は「しばらくは必ず、2人以上で行動しろ」とクギをさします。
そして他の寮の住人にも協力を求めました。
エリス氏は気合が入りすぎてもちろんを「もろちん!」と言ってしまうぐらい黒山氏を
守る決意をしたのでした。(ただの誤植でしょうけど)
しかし、このやりとりを見ていた1人はそのストーカーに心当たりがあるようでした。
その1人とは・・・
彼女でした。細野氏はストーカーの犯人を知っているようでした。
試合後、細野氏はそのストーカーに話を聞きに行きます。するとそのストーカーはあっさり
黒山氏を付けていたことを認めました。そのストーカーとは誰なのか?なぜそのような事を
したのか?白状したのは・・・
はい。カースさんでした。カースさん曰く、凶獣に新人を勧誘するノルマを課されて
いて、その際に黒山氏に目をつけたようなのですが、試合での黒山氏と私服での黒山
氏では雰囲気が違うので声を掛けにくかったようです。で、様子をうかがっている内
にストーカー扱いされてしまった・・・というのが事の顛末でした。
そもそも、人と話したりコミュニケーションを取るのが苦手なカース氏に新人の勧誘を
させるというのも無茶なのですが、他の若手や新人の勧誘の課題がある事を知っていた
細野氏は協力してあげようという気はなかったのでしょうか・・・、結局苦手な分野で
の自らの行動がストーカーという誤解を招いてしまったことは、本人の過失はまぬがれな
いものの、カース氏に責任のすべてを押し付けるのは酷でしょう。
ただ、細野氏は黒山氏とはおなじ釜のちくわを食べた仲としてカース氏に「ギルティ」とし
てさとり氏に報告するという事です。果たしてさとり氏はどんな裁きを下すのでしょうか?