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職務質問された場合は任意なので拒否できるのか?違法性は?

      2016/09/14

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警察官の職務質問・・・しょっちゅう受けている人もいれば、

受けた事のない人もいるでしょう。

この職務質問なのですが、経験のある方からはかなり不満の

声が聞かれるのですが、果たして職務質問から逃れるすべは

ないのでしょうか?

 

職務質問とはどのようなものか?

職務質問とは、目の前の対象に対し、犯罪を犯す可能性が考えられる

もしくは、まさに犯罪が行なわれるのではないかという段階において

警察官の権限による行政警察活動とされています。

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この行動には、

この法律に規定する手段は、前項の目的のため必要な最小の限度にお

いて用いるべきものであつて、いやしくもその濫用にわたるようなこ

とがあつてはならない。

以上。警察官職務執行法第一条第二項

とされていて、むやみやたらに行ってはならないとされています。

そうは言っても、たびたび職務質問されている人たちからすれば、「絶対ウ

ソや」て思ってしまうでしょうけど・・・。

職務質問には要件が定められており、

 警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの

犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある

者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしているこ

とについて知つていると認められる者を停止させて質問することができる。

以上。警察官職務執行法2条1項より。

という権限の元警察官には職務質問が許されているのですが、これらの要件

は警察官の経験による判断ではなく、一般的な客観性の元で行わなければな

らず、「あやしい」と言う理由だけで声をかける事は許されていません。

ただし経験のみならず、事件等に関して警察官が情報を入手していたり、そ

れらの状況と照らし合わせ目の前の対象に不審な点があれば職務質問は許さ

れる事になっています。

もしかしたら単に「あやしい」だけの人物でも警察官の所有情報や、その人物

の行動などに不審な点があれば職務質問をしてもいいという事なのですが、そう

すると普段から職務質問を受けている人は「自分はそんなにあやしいのか」と疑

心暗鬼に陥ってしまうかもしれませんね。

ただし、過去には「違法な職務質問」として、京都の男性に無罪判決が出た例も

存在します。

その男性は、2009年7月25日に警察官の職務質問や所持品検査を拒否したものの、

裁判所の捜索令状をとらずに覚せい剤の粉末を確認したというもので、裁判で検察

側は「男性に逃げる気配があった」としたものの裁判では退けられました。証拠が

あっても、違法な捜査ならば無罪になってしまうという一例であります。

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職務質問は拒否できるのか?

できるだけ、職務質問は受けた方がいいのでしょうが本人の都合によっては

時間がとられない事もあるでしょう。そういう場合に職務質問は拒否できる

のでしょうか?

結論からいえば拒否はできます。

ただし、拒否はできるものの拒否をしたらそれで終わりというものではなく、

時間がないとかの理由ですと、どちらにしても時間が空いたときに職務質問

を受けると事になります。

時間がない事が理由の場合は身分を証明するもの(名刺や免許証)などを提示

し時間がない理由を警察官に話してください。そうすれば一時的ですが、職務

質問からは逃れられる場合はあります。

ただし、時間がないのが理由なので時間ができたら職務質問をしてきた警察官

のいた所へ出向かないと後々大変な事になります。

 

任意=自由ではない

職務質問は警察官職務執行法2条により「任意」とされているのですが、

現実的には任意性はかなり低いと言わざるを得ません。

そもそも任意は自由と言う意味ではなく、強制性を持たないという程度

の意味であり職務質問をされた人が「任意でしょ?」と警察官に詰め寄っ

ても残念ながら通用しません。

もし、警察署まで来てくださいとなった場合はどうなるのか?

「行政手続法32条に基づき、任意同行を拒否します」

第三十二条  行政指導にあっては、行政指導に携わる者は、いやしくも当

該行政機関の任務又は所掌事務の範囲を逸脱してはならないこと及び行政指

導の内容があくまでも相手方の任意の協力によってのみ実現されるものであ

ることに留意しなければならない。

2  行政指導に携わる者は、その相手方が行政指導に従わなかったことを理

由として、不利益な取扱いをしてはならない。

以上。行政手続法32条より。

要は行政指導は相手の任意によって成り立っているのですよとか、相手が従わな

いからという理由でその人にとって不利益な取り扱いをしてはいけませんよとい

う意味なのですが・・・あんまりこのような主張をしてもメリットはほとんどな

いでしょう。

理由は単純で余計な時間を取ってしまう事にしかならないからです。それだったら

警察署にいった方が効率的だからです。もちろん、警察署に同行イコール逮捕では

ありませんので、このあたりはアクシデントとして諦めるしかないのでしょう。

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