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大阪都構想の対案,総合区説明会を開始。区割り、行政区・特別区の違いも。

   

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大阪市は今の24区から8区に再編する総合区についての住民説明会を大阪24

区で順次開催していく予定です。総合区は大阪都構想に対案としており、注

目されそうです。

 

「総合区」について大阪市が説明会を開く。

以前より予定されていた現在の大阪市24区の再編案の1つである「総合区」に

ついての説明会が開かれました。最初は大阪市北区で行われ、市を残したまま

24区から8区に再編する案を発表しています。

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 区割りの対象区2035年時人口選定庁舎
1区東淀川区・淀川区31万4千人淀川区
2区旭区・都島区・北区29万7千人北区
3区此花区・港区・福島区・西淀川区28万6千人福島区
4区東成区・城東区・鶴見区33万2千人城東区
5区中央区・西区・大正区・浪速区31万2千人西区
6区天王寺区・生野区・阿倍野区28万人天王寺区
7区住之江区・住吉区・西成区31万1千人住吉区
8区東住吉区・平野区27万3千人平野区

 

大阪市総合区素案資料より。

 

としており、前回の大阪都構想では5区案でしたが総合区では8区とこれは1つ

の人口を30万人程度に調整した数値となっており、各区の人口格差は2倍まで

という方針となっています。

 

今の所区に関しては数字で名前が振り分けられていますが、名前は簡潔なもの

を基本とし、総合区が決まった場合は住民等の意見により条例で定めるとして

ます。

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今回の総合区は2018年秋に実施したいとされる大阪都構想が住民投票により否

決された場合の案としており、

総合区の素案は今後、大阪府の松井一郎知事や吉村市長、府市両議会の議員

でつくる法定協議会で、都構想と比較しながら議論が進められる。都構想の

実現を目指す吉村市長は、2018年秋に都構想の是非を問う住民投票を実施し、

頓挫すれば総合区を導入する考えを示している。

以上。日本経済新聞ソース。

 

という流れになっていて、この場合大阪都構想が否決されたとしても総合区

案を導入する流れとなり今の24区である行政区の形態は消滅する事になりま

す。この点について

参加者からは「きめ細かなサービスができるのは良いが、総合区長にどの

くらい予算に関する権限があるのか」「今の24区のままという選択肢は

ないのか」などの質問が出た。

以上。毎日新聞ソース。

 

吉村市長は「どちらの制度もベストな案にするので最終的には住民に判断」

してほしいとしており、特別区・総合区どちらの案がいいのかを大阪市の市

民が選ぶ事になりそうです。

 

ただ大阪都構想の住民投票が大阪都構想(大阪市を解体し総合区へ移行)の

是非を問うものなのか、特別区と総合区(大阪市を残し8区に編成し特別区

へ移行)の選択肢を迫る意味での住民投票になるのかはわからず、現地点で

は大阪都構想の是非を問い、賛成多数で大阪都へ移行・反対多数で大阪市を

残し総合区へ移行という流れになるようですが、今後住民投票の形の変更も

あるのかもしれません。

 

最後に「行政区」「総合区」「特別区」の違いを比較していきます。

区長を選ぶ場合。

「行政区」では市長が任命する。

「総合区」では市長が議会の承認を得て選ぶ。

「特別区」では区民が選挙で選ぶ。

 

区の位置づけは、

「行政区」では市の内部組織としての扱い。

「総合区」では市の内部組織としての扱い。

「特別区」では独立した自治体。

 

区長の予算を扱う権限は、

「行政区」では区役所の予算のみを扱う。

「総合区」では市長の予算案に対して議論ができる。

「特別区」では区長が予算案を決める。

 

職員に職務をやめさせるなどの権限は、

「行政区」では区に権限はない。

「総合区」では区長が決める事ができる。

「特別区」では区長が決める事ができる。

 

総合区へはいつ移行するのか?

仮に大阪都構想が反対多数となった場合は総合区への移行を予定しているので

すが、移行が決まってもすぐに移行できるわけではなく、そこには準備期間が

存在します。

 

大阪市の資料ではシステム改修の場合、準備に3ヶ月・改修期間に24ヶ月の計27

ヶ月、庁舎改修には、基本設計に9ヶ月・実施設計に6ヶ月・改修工事に8ヶ月の

計23ヶ月、町名・住居変更表示には説明会に6ヶ月・案決定と公示と準備に3ヶ

月・議決と告示に2ヶ月・表示板の作成と設置に12ヶ月の計23ヶ月、広報周知

と関係機関との調整に27ヶ月・施行期日の調整に15ヶ月と最大で27ヶ月を想定

しています。

 

決まったとしても2年3ヶ月もの期間を要する事になり、さらには住所変更の告

知とかを考えると市民にとっての負担もやや大きいものになりそうです。

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