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大阪ダブル選挙、争点の1つに大阪府咲洲庁舎問題。

      2015/11/12

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大阪府知事・市長ダブル選挙が4日に告示されました。大阪の争点と

いえばどうしても「大阪都構想」が思い浮かぶのですが、それ以外

にもいくつかの争点があります。今回は「大阪都構想」以外の争点

として大阪府咲洲庁舎の問題を見ていきます。

 

大阪府咲洲庁舎は当時の橋下市長時代に約85億円で購入したもので

すが、現在は耐震性の問題と空室率が4割を超えている点が課題と

なっているのです。

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大阪府咲洲庁舎の歴史

大阪府咲洲庁舎は元々は世界各地にあるワールド・トレード・センター(世界

貿易センター、通称WTC)の一つとして、1995年3月に竣工しました。

高さは256mでビルの高さとしては現地点で4番目となっています。

ところがオープンしたはいいものの、立地の悪さやバブル崩壊などでなかなか

テナントがつきませんでした。そして今でも周辺の開発は進んでおらずこれも

テナントがつかない一因となっています。2003年6月には債務超過という事実

上の破たん状態にもなりました。

 

橋下大阪府知事がWTCに府の機能を移転する計画を検討し一部実現。

2008年8月3日に当時の橋下知事が大阪府がWTCを買い取り大阪府庁舎

を移転する事を検討します。理由として、大阪府庁舎の建て替え案・耐震

補強案と比べた場合に、移転が一番安価だというのです。

2009年3月24日に大阪府で採決が採られます。採決の可決には出席議員の

3分の2に賛成が必要でしたが、当時与党だった自民党、公明党の中で造反

者がいて反対に回った議員がいた他、野党も反対に回り結果、賛成46票・反

対65票で否決されました。

 

その後、2010年3月8日にWTCビルを約85億円で大阪府に売却する内容を含

むWTCの更生計画案を大阪市議会が同意する決議を行いました。3月24日に

大阪府がWTC購入を含んだ予算案を可決し、3月26日には、WTCと大阪府が

WTC売買の仮契約が成立し、最終的に2010年5月下旬で本契約が結ばれ、20

10年6月1日に大阪府に所有権が移転されて晴れて、「大阪府咲洲庁舎」が誕

生したのです。

ただし全面移転とはならず、一部移転に留まりました。

 

ちなみにこの1件で自民党の一部がWTC移転に反対していましたが、反対側が今の

「自民党」そして移転に賛成していた自民党側が本日の「おおさか維新の会」とし

て分裂しました。

つまり今の「自民党」と「おおさか維新の会」はWTC移転問題を理由に分裂したの

です。

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移転を主張する非維新と維持を主張する維新。

そういう流れもあり、自民党側は大阪府咲洲庁舎からの撤退を主張します。

主な主張としては、

1、二重行政を解消する前に、二重庁舎問題をまず解決すべき

2、民間に任せ、専門学校を集積する

3、南海トラフ巨大地震が起きた場合、勤務時間内なら職員は交通手段のマ

ヒで足止めされ、勤務時間外の場合職員を集める事ができない

と主張しています。

 

対する維新側は、

1、咲洲庁舎に独立行政法人「製品評価技術基盤機構」のバッテリー研究施設

を誘致した。

2、湾岸エリアの活性化には咲洲庁舎が必要で司令塔的な役割を担う。

3、多額の税金を投入しているので、しっかりと活用する。

と主張しています。

 

ダブル選挙は22日に投開票されます。大阪都構想以外にもいくつかの課題

があり、どちらの主張が正しいのか・・・有権者はじっくりと見ていく必

要があります。

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