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国連分担金滞納国が続出。事務総長が破産の可能性を指摘も。

   

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国連がこれまでにないほどの資金不足に悩まされているというのですが、

なぜ資金不足という事態に陥っているのでしょうか?

 

かつてない資金不足との声。

国連は現金が不足しているという声明を発表したのですが、その規模が

「かつて経験したことがない現金の不足状況」という表現で危機感を募ら

せています。

 

とりあえずはリストラ等で乗り切るとしているのですが、7月26日時点で

は加盟国193カ国中、最大の資金拠出国の米国を含む81カ国が分担金を滞

納している状況で、他にスーダンやアンゴラ、ケニアといったアフリカ諸

国や、イランやシリアなど中東諸国に加えて北朝鮮も未払いの状態となっ

ています。

 

支払いが遅れている理由としてアメリカ以外の国は財政状況の悪化など

が理由との見方があるようですが、アメリカに関してはトランプ政権の

国連軽視が理由と見られており、世界最大の国連への拠出国であるアメ

リカの分担金滞納が国連組織基盤の大きな揺れとなって響いています。

 

これまでも分担金滞納の事態は起きていたものの、今回ほどの規模は例

にないとして国連として異例の書簡となったのですが、国連として国ご

とに予算を支出する時期が違う事を十分に理解したうえで、未納国に未

払い分の分担金の支払いを強く訴えていくしかない現状で、ここに来て

アメリカの存在感並びに国連全体の機能があまり働いていないのではと

の疑念を感じさせる結果となっています。

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国連運営予算はどの国がどれほど支払っているのか?

では国連運営予算はどの国がどれほど支払っているのでしょうか?2018

年度の上位20カ国の分担金とその割合を出しています。

 

左から国、分担率(%)、分担金額(百万ドル)となっています。

1,アメリカ 22.000% 591.4百万ドル

2,日本 9.680% 235.3百万ドル

3,中国 7.921% 192.5百万ドル

4,ドイツ 6.389% 155.3百万ドル

5,フランス 4.859% 118.1百万ドル

6,英国 4.463% 108.5百万百万ドル

7,ブラジル 3.823% 92.9百万ドル

8,イタリア 3.748% 91.1百万ドル

9,ロシア 3.088% 75.1百万ドル

10,カナダ 2.921% 71.0百万ドル

11,スペイン 2.443% 59.4百万ドル

12,豪州 2.337% 56.8百万ドル

13,韓国 2.039% 49.6百万ドル

14,オランダ 1.482% 36.0百万ドル

15,メキシコ 1.435% 34.9百万ドル

16,サウジアラビア 1.146% 27.9百万ドル

17,スイス 1.140% 27.7百万ドル

18,トルコ 1.018% 24.7ドル百万ドル

19,スウェーデン 0.956% 23.2百万ドル

20,アルゼンチン 0.892% 21.7百万ドル

その他(173カ国) 16.220% 394.2百万ドル

合計 100.000% 2487.3百万ドル

国連文書より。

 

少なくとも2016年以降は拠出額の国別の順位は変わっておらず、20位ま

でが不動となっています。アメリカは実に20%以上の割合の分担金を支

払っており、たしかにこの割合の金額が入ってこないのは国連にとって

死活問題でしょう。

 

そう考えるとこれだけ加盟国の分担金の支払いが遅れているというのは、

国連という組織への重要性が揺らいでいるからではと考えられ、分担金

の負担のみならず今後の国連運営も再考の余地があるのかもしれません。

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