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銃刀法違反で誤認逮捕が。ナイフやハサミは何センチから刑に?

   

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警察が誤認逮捕をしていまったというのですが、その容疑が銃刀法違反

で見てみるとその要件はかなりややこしかったりします・・・。

 

少年が誤認逮捕に。

警察が少年を銃刀法違反で逮捕したものの、あとから銃刀法違反の案件

を満たしていなかったとして誤認逮捕となってしまいました。

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警視庁は22日、小平署員が東京都小平市の男子高校生(15)を

銃刀法違反容疑で誤認逮捕し、約9時間後に釈放したと発表した。

高校生が所持していた刃物の種類を誤ったという。

以上。朝日新聞ソース。

 

として誤認逮捕となったのですが、なぜこのような事が起きてしまっ

たのでしょうか?

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銃刀法違反で逮捕される要件とは?

知識がなければ刃物を持っただけで逮捕という体験をする可能性も出て

くるかもしれません。人生において逮捕されるという事は自分自身では

あり得ないと思いがちかもしれませんが、案外不注意でも逮捕となる可

能性もあります。

 

銃刀法違反とは厳密には銃砲刀剣類所持等取締法といい、その対象は「

銃砲」や「刀剣」であり、これらを殺人もしくは強盗目的で用意・携帯

した場合、刑法201条の殺人予備罪・刑法237条の強盗予備罪・刑法20

8条の3項の凶器準備集合罪の成立の可能性が出てきます。

 

「刀剣」類とは刃渡り15cm以上の刀、刃渡り5.5cm以上の剣、45度以

上で自動的に開刃する機能がある飛び出しナイフを指します。

 

一般の飛び出しナイフのうち、刃渡り5.5cm以下で刃が開いた刃体を

さやと直線に固定させる機能がなく、刃先が直線でかつみねの先端部

分に丸みを帯びており、みねの上における切先から直線まで1cmの点

と切先とを結ぶ線が刃先の線に対し、60度以上の角度で交わるものは

対象外というのですが、銃刀法違反の刀剣部分に関してはかなり細か

く規定されています。

 

 

さらに刀剣類には該当しない刃物も銃刀法では規制しているのですが、

銃砲刀剣類所持等取締法第22条では

第二十二条 何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、

内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが六センチメート

ルをこえる刃物を携帯してはならない。ただし、内閣府令で定める

ところにより計つた刃体の長さが八センチメートル以下のはさみ若

折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定め

る種類又は形状のものについては、この限りでない。

 

とあり、今回の男子高校生のケースでは6センチを超える6.2センチだ

ったために逮捕したのですが、実際は刃体7センチ以下などの飛び出し

ナイフの所持だと、銃刀法違反にあたらないために結果的に誤認逮捕

となってしまったのです。

 

銃刀法違反が成立した場合は、銃刀法第31条の18により刃物を携帯し

ていた場合の罰則があり、違反した場合は「2年以下の懲役又は30万円

以下の罰金」の処分となります。模造刀に関する罰則もあり、違反した

場合は「20万円以下の罰金」の処分となります

 

ただ正当な理由がなく隠し持っているとみなされた場合は軽犯罪法違反

になる可能性があり、少年は所持していたナイフを「護身用の為」と話

している事から警察はこの少年を軽犯罪法違反(凶器の隠匿携帯)容疑

に切り替える方針だとしていますが・・・。

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