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JASRACとヤマハ音楽教室等の裁判の行方は?著作権使用料に不信。

      2017/09/05

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音楽教室がJASRAC相手に起こした裁判が始まる事になるのですが、裁

判の長期化が予想される中、果たして両者はどのような主張をするので

しょうか?

 

JASRACが音楽教室から著作権料を徴収する事の是非。

JASRACが音楽教室から著作権料を求めている問題で、音楽教室がJASRAC

を訴えた裁判が9月6日から東京地裁で始まります。この問題の是非は教育

目的あるにもかかわらずそれを営利目的の一環との解釈で著作権料を徴収

する事に問題はないのかという内容で、JASRAc側は徴収する理由は作曲

家への分配が理由だとしています。

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音楽教室では少なくとも営利性はないとして争うとしていますが、JASR

AC側は、ピアノなどの音楽教室で楽器の練習や指導で楽曲を演奏するこ

とは音楽著作権管理での「演奏権」であると判断しており、2018年1月か

ら音楽教室の年間受講料の2.5%を徴収する方針をを示していました。

子ども向けのピアノ曲集を多く手掛ける作曲家の轟千尋さんは「著作権

料が大きな収入源というのは事実。協会からの分配はありがたい」と思

っているが、教育現場からの徴収には違和感があるという。「生徒一人

ひとりが演奏する曲を全て把握するのは不可能。きちんと作曲家に分配

されるとは思えない」と疑問を投げ掛けた。

以上。時事通信ソース。

 

JASRAC側は2018年1月から大手を対象に徴収を開始し、個人教室にも広げ

る方針を表明していて。大学や専門学校は今のところは対象外としています。

いまのところはというのが気になる所ですが、著作権使用料に関してはダン

ス教室やカラオケ教室などからはすでに徴収していて、どこまで「教育目的

」という主張が通るかは疑問です。音楽教室の中には楽器を販売する部門も

あり、その兼ね合いを教育目的とどう兼ね合わせて主張していくのかも注目

されるところです。

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ファンキー末吉氏との案件も抱えるJASRAC。

JASRACの話題言えばファンキー末吉氏の事も思い浮かぶ人は多いのではな

いでしょうか?当時ファンキー末吉氏はライブバーを2009年に八王子市内

に開いたのですが、JASRACと話し合いをしてきたもののうまくいかず、20

13年JASRAC側は裁判を起こし最高裁でファンキー末吉氏側に約546万円の

支払いを求める判決が確定しました。

 

そして8月18日にファンキー末吉氏は都内で記者会見を開き、JASRACの運

営が「不透明」という理由で文化庁に調査と改善命令を求める上申書を提出

したと明かしました。

 

上申書の内容は「包括契約」と「サンプリング分配」の不透明さというもの

で、包括契約とは、JASRACが「社交場」と規定するところから月額固定の

「包括使用料」を徴収する運用のことで、曲が何かに関係なく店から一定額

を徴収するシステムとなっていて、JASRACが調査対象店にてサンプリング

した演奏曲をもとに該当曲の著作者に分配しています。

 

サンプリング分配に関しても不透明さを主張していて、ファンキー末吉氏は

10年間で200回以上ライブを行ってきたものの分配金は1円もなかったと主

張しています。2016年度のJASRAC徴収額は1118億円ほどで、この内サン

プリング分配方式による徴収は1.98%で金額にすると約22億円としています。

 

どのような徴収システムになっているのかがわかりにくい中での上申書提出

となったのですが、徴収方法はともかくとして情報公開という点ではどうに

も納得いかない点があります。自分の作曲にも徴収料を取られるという点に

も疑問点があり、JASRACが裁判や公の場においてどのような主張・説明を

するのかが気になる所です。

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