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フランスデモ2018,燃料税、黄色いベスト運動とは。

      2018/12/11

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フランスで起きているデモに鎮静化の様相が見えません。凱旋門は落

書きだらけ、内部に侵入した人物らはが像を壊し、車への放火、銀行

や店舗の破壊、略奪がいたるところでおきていて、デパートや地下鉄

駅が閉鎖される事態となっています。

 

フランス燃料税増税への反発。

燃料税は2014年にオランド大統領時代に始めたもので、2019年1月1日

に増税予定となっているのですが、2018年にディーゼル燃料価格は16%

上昇し、その結果ガソリンとディーゼルの両方の税が同時に上りました。

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フランス石油産業省の話では、2017年10月から2018年10月の間ガ

リンとリットル当たりのディーゼル燃料の価格に関してれガソリンが

14%でディーゼル燃料が22%上昇しており、この増加分の内訳はの3

の2が世界の原油価格の上昇によるものとし、残りの3分の1が増税

によるものだと主張しています。平均で1リットルあたり1.51ユーロ

(約194.61円)となり、この価格は2000年代前半以降で最も高い価

格です。増税額はディーゼルでは6.5セント(0.065ユーロ)、ガソリン

では2.9セント(0.029ユーロ)を予定するとしています。

 

その際にかかる付加価値税(VAT)日本でいう消費税ですが、税を除

た価格とエネルギー製品(TICPE)の国内消費税の金額の合計で計

算され、付加価値税2000年から2014年は19.6%となっていましたが、

2014年以降20%となっています。これは2重課税という解釈となるの

でしょうか?

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イエローベストに左派も右派もなかった。

通常デモには左派系や右派系の色が出やすかったりするものなのです

が、今回のイエローベストを着たデモにはそのような色はないようで

す。

 

今回のデモ参加者はこれまではどちらかと言えば右派の支持者が目立

っていて様ですが、左派系とされる労働組合系の人物も参加している

ようで、これまでマクロン政権では富裕層向けの政策をしていると見

られていたところに燃料税増税と来たものですから、結果として野党

もこのデモを支持している見解を示しています。

 

デモ参加者の特徴として黄色のベストを着ているのですが、これは黄

色の安全ベストを着用する働く普通のフランス人の意志だとして、そ

の事から今回のデモは「黄色いベスト」と呼ばれています。

 

もう一つの意味では「黄色のベスト」は、2008年以降にすべての運転

が法律により、運転時に車両に高い視認性のベストを要求した事で、

ンボルとしても定着しており、黄色い反射ベストが広く安価で入手

可能になった事もデモに取り入れる要因となっています。

 

マクロン政権では燃料税増税を撤回する考えはないとはしているもの

の、このまま突っ走っても解決策になるとも思えず、何らかの方策が

求められるのですが、デモを鎮静化させる方法は今のところなさそう

です。

 

これまでのデモの戦績

11月17日:参加者28万2000人 死者1人、負傷者409人 73人拘束

11月24日:参加者16万6000人 負傷者84人 307人拘束

12月1日:参加者13万6000人 負傷者263人 630人拘束

12月8日:参加者12万5000人 負傷者118人 1220人拘束

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