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ロス・ブラウンが2018年3強表彰台独占に不満。現状を検証。

   

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F1モータースポーツ担当マネジングディレクターを務めるロス・ブラ

ウンは、F1の現状に強い不満を持っているというのですがどのような

不満なのでしょうか?

 

3強の表彰台独占に不満。

ロス・ブラウンは2018年シーズンのメルセデス・フェラーリ・レット

ブルいわゆる3強の表彰台独占に状況に不満を持っているとしています。

2017年あたりから3強以外のチームを「Bグループ」や「B・Class」な

どと呼ばれるようになったのですが、その現状がはっきりと出た形です。

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「これはFIA(国際自動車連盟)やチームたちと一緒に取り組んで

いかなくてはならない問題だ」(中略)「現在いくつかの異なる解

決策が検討されている。だが、我々全員がこういう形で続けるわけ

にはいかないということを受け入れるべきだ。F1の未来はそれにか

かっているよ」

以上。TOPNEWSソース。

 

とロス・ブラウンは現状に不満を持っているとしているのですが、根

本的な解決策はあるのでしょうか?

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これまでの「3強」表彰台独占状況は?

では2001年から2018年まで表彰台を独占した3強の割合と表彰台に乗

ったチームを見ていきます。ここでいう3強とは上位3チームを指します。

 表彰台に乗ったチーム数3強独占割合
2018498.41%
2017498.33%
2016595.24%
2015691.23%
2014691.23%
2013484.21%
2012770.00%
2011496.49%
2010589.47%
2009872.55%
2008979.63%
2007694.12%
2006787.04%
2005878.95%
2004585.19%
2003685.42%
2002498.04%
2001790.20%

 

 

1チームに2台のエントリーが義務付けられているので、1番早いクル

マを持つチームの2人が表彰台を常に独占したと考えると、残りの席

は1つなので、少なくて2チームが表彰台を独占できることになるの

ですが、さすがに2チームの独占という例はなく3チームという例も

ありません。

 

2001年からの18年間で表彰台に乗った最大チーム数は2008年の9つ

で、この中にはイギリスGPでの雨のレースで3位となったバリチェロ

とイタリアの同じく雨のレースで初優勝したベッテルが含まれていま

す。

 

3強が独占する割合は最低でも70%を超えており、2002年のような98

.4%というのも存在するのですが、それでも年によっては80%台の年

や70%台の年もあり、基本的には表彰台割合は上下したりしているも

のです。

 

ところが2014年以降は3強の表彰台独占率が90%を超えていて、2018

年は18年間で最高の98.41%となってしまっています。2014年と言え

ばやはりターボやMGU-KやMGU-H・・・いわゆるエンジンが「パワー

ユニット」と呼ばれるようになった年と一致しています。

 

2018年に関していえばそもそも3強以外のドライバーが表彰台圏内を

走る事さえ困難な年でした。メルセデス・フェラーリ・レットブル以

外のドライバーで表彰台圏内を走ったドライバーはピエール・ガスリ

ーの2周、セルジオ・ペレスの12周(3強以外の唯一の表彰台)、カ

ルロス・サインツの8周のみだったのです。

 

つまり3強以外のドライバーは表彰台どころか3位以内で走行する事さ

えもほとんど許されない状況でした。

 

2019年からはタイヤのルールが少し変更になるようですが、今の3強

の状況を見ている限りではそれ以前の問題といえそうで、この状況を打

破するチームは出てくるのでしょうか?

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 - F1