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アナウンス効果・バンドワゴン効果,選挙での事例はあるのか?

   

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衆議院選挙序盤の情勢予測が各メディアで報じられていますが、こういう

ニュースが出た後によく出てくる言葉に「アナウンス効果」なるものがあ

るのですが、本当にそのようなものは存在するのでしょうか?

 

アナウンス効果を警戒?

事前の予測ではおおよそ各メディアが自公がかなり優勢で、希望の党が

伸び悩みとなっているのですが、ここ最近の選挙でこの時期になると話

題となるのが「アナウンス効果」なるもので、事前の予測報道で有権者

の心理的行動に変化が出る事を指しているのですが、アナウンス効果と

して特に言われているのが「バンドワゴン効果(bandwagon effect)」と

「アンダードッグ効果(underdog effect)」というものがあります。

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バンドワゴン効果とアンダードッグ効果の違い。

バンドワゴン効果(bandwagon effect)とは、勝ち馬に乗るというもの

でバンドワゴンとは行列先頭に居る楽隊車を指していて、時流に乗る

もしくは多勢に与するなどをバンドワゴンに乗るという表現をします。

 

その反対がアンダードッグ効果というもので、よくいう「判官贔屓」な

るもので、優勢ではない政党や候補に投票する心理的行動をアンダード

ッグ効果といいます。

 

2つの違いとしては、特定の候補者を支持していない人はバンドワゴン

効果の影響が出るようで、反対に特定の候補者を支持している人は、自

分の支持する候補者が劣勢とされている場合にアンダードッグ効果の影

響が出るとされています。

 

こういう2つの効果が本当に出ているのかどうか日本でどこまで検証さ

れているのかどうかはわかりませんが、今回の報道があって自民党本部

からは「引き締め」のためのファックスが届いたと自民党参議院議員の

方は語っています。

 

この自民党参議院議員の方によれば今の日本におけるアナウンス効果

として、報道を聞きあえて選挙にいかない・・・、つまり与党支持の

場合は自分があえて投票しなくても自分が支持する候補は勝利するだ

ろうとし、野党支持の場合は自分が投票しても勝てそうにないとして

棄権するとうアナウンス効果があると分析しています。

 

メディアで優勢が伝えられていて実際の結果が事前より議席が下回った

場合にアンダードッグ効果が出た可能ような記事が出たりしますが、そ

もそもどこまで世論調査の結果が実態を反映しているものなのか、仮に

反映していたとしてもどれだけ議席を減らした分がアンダードッグ効果

によるものなのかを検証している所が見当たらないので本当にアナウン

ス効果があるのかどうかはなんとなく疑わしく感じてしまいます。

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この分析が正しい場合、当然投票率は下がるので組織票がある与党が

有利となるわけで、日本におけるアナウンス効果はかなり消極的な選

択を国民がしている事になります。

 

政権交代が起きた2009年の選挙では投票率が69.28%でしたが、民主

党の失望により自民党が大勝した2012年の選挙は59.32%と大きく下

げ2014年は52.66%と過去最低を記録しました。ただし2014年の場

合は前回と選挙の間隔が短かった事も影響しているかもしれません。

 

今回の選挙はこれまでにない野党第一党の民進党が解散するかもしれ

ないという流れで、そこから3つの分裂し選挙後にまたいくつかが民

進党に戻るのではというワイドショー的にはすごく注目度の高い選挙

なのですが、政治・政局と見た場合は国民はかなり呆れており、今回

の与党優勢も他の野党への選択肢がなく失望がああいう世論調査の結

果を生んだのかもしれません。

 

こういう政局の環境下で有権者はどこまで自分の1票に希望を託せる

のか・・・、投票に行くだけなのになんとなく投票の心理的ハードル

が上がってしまったような気がします。

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