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次期衆院選挙に「アダムズ方式」を導入か?アダムズ方式とは?

   

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衆院議長の諮問機関である「衆院選挙制度に関する調査会」は14日

に衆議院の定数を現行の475(小選挙区295、比例選180)から10

(小選挙区289、比例選176)削減して465にする案を大島衆院議長

に提出しました。

人口比がこれまでより反映されやすい「アダムズ方式」を導入し、小

選挙区を7増13減とする提案をしています。

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アダムズ方式とはどんな方式か?

アメリカ6代大統領ジョン・クィンシー・アダムズから取った名前で、

アダムズが提唱した事で知られています。

この「アダムズ方式」ですが、

まずA,B,C,D,Eと5つの県があったとします。12議席を割り振る

にあたりまず、それぞれの県には最低定数1が割り当てられます。

そのあとは、人口をドント方式で割っていきます。

(小数点は切り上げ)

 

県  人口      ÷1     ÷2       ÷3    枠       定数

A       130      130(1)     75 (2)      44(3)       1   4

B       100      100(1)     50 (2)      34            1        3

C         80       80(1)      40           27            1        2

D        50        50(1)     25           17            1         2

E        40        40          20            14           1        1

そうすると、A県には定数4、B県には定数3、C・D県には定数2

E県には定数1がそれぞれ割り振られることになります。

 

これを元に今回「衆院選挙制度に関する調査会」の答申どおりに

実行された場合各都道府県の定数はどう変わるのでしょうか?

 

増える地域

東京 25→28

神奈川 18→19

愛知 18→19

埼玉 15→16

千葉 13→14

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減少する地域

広島 7→6

新潟 6→5

宮城 6→5

三重 5→4

熊本 5→4

鹿児島 5→4

青森 4→3

岩手 4→3

長崎 4→3

滋賀 4→3

沖縄 4→3

愛媛 4→3

奈良 4→3

 

という事で相対的に見た場合、都心部に議席が増える一方で、地方の

人口が少ないところでは議席が減る傾向になっています。

一票の格差を解消しなければいけないのはもちろんの事、都心部の国

会議員が中心となってしまい地方の声を国に伝える役割を果たしてい

る国会議員の議席が少なくなってしまう問題もあり、この一票の格差

と地方の声というある意味相反する問題の決着には時間がかかりそう

です。

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